不妊症の診断
子宮・卵管評価
経腟超音波検査によって子宮内膜、子宮の大きさの測定、子宮・卵巣の異常の発見ができます。しかし、経腟超音波は子宮の中を見たり、卵管の疎通性の確認をすることには適していません。子宮の中や卵管の検査は不妊治療の検査にとって欠かせない検査の一つです。
子宮内の検査・卵管検査
子宮卵管造影検査(Hysterosalpingogram;HSG)によって卵管のダメージや子宮内の様子を確認することができます。ARCHの医師は子宮内・卵管の検査をするために何千回ものHSGをこなしてきました。HSGでは卵管に造影剤を通してお腹の上からレントゲンを撮ります。HSGは卵管の内径の測定や疎通性の確認、子宮の形を確認するのにとても適した検査です。しかし、子宮内の確認には最も適しているとは言えず、小さな子宮内の異常を見逃す可能性があります。
通水検査(Saline infusion sonohysterography ;SIS)は子宮内の異常の確認をするのにとても適した検査です。もし、子宮内に異常があるかもしれないと疑われた場合には必ず行う検査です。SISは子宮内のポリープ、子宮筋腫、子宮内の形状の異常などを確認するために行う経腟超音波検査です。
ARCHの医師はこの検査をほかの医師とは少し違った方法で行います。カテーテルを子宮内に挿入し、生理食塩水を子宮内に注入しながら経腟超音波を行います。通常はこの生理食塩水が流れ出るのを防ぐためにバルーン(水風船のようなもの)を子宮内で膨らませます。ARCHではこのバルーンをしぼませた後でも、子宮の下部の異常を見逃すことがあることを確認したため、バルーンのついていない違ったタイプのカテーテルを使用しています。この子宮下部の異常が妊娠の妨げになっていたり、検査中の出血を招くこともあります。また、バルーンを使用しないことによって、検査の不快感を大幅に軽減することができます。
不妊症の原因についてお話ししましょう。
クラミジアや淋病になったことがある、不妊症について心配しているという方はぜひ 私たちのオフィスにご連絡ください。
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